胃が痛くて眠れない!ネキシウムで対策を

ストレスや食べ過ぎ、飲み過ぎによる胃の痛みで夜眠れないことがあります。
痛みの原因のひとつとして胃酸過多が考えられます。
胃酸は消化作用には欠かせませんが、必要以上に分泌されると粘膜が傷つけられ炎症や潰瘍を引き起こします。
胃酸過多のときに服用すると効果的なのがネキシウムです。
ネキシウムは酸の分泌を抑え、胃内部のPH値を正常に戻すことで、本来酸が持つ抗菌作用を回復させます。

プロトンポンプ阻害薬であるエソメプラゾールが主成分です。
プロトンポンプとは、食べ物を消化する過程で放出された神経伝達物質と受容体が結び付き胃酸の分泌を促進する際に作用する機能です。
つまりプロトンポンプは胃酸の量に大きく関わっており、この機能を阻害できる薬としてネキシウムを服用します。
酸の抑制効果が高いことで知られています。

服用方法は通常1日1回経口によるとされますが、病院で受診した場合は必ず医師の指示に従うのが最善です。
薬は効能がある反面で副作用があるためです。
ネキシウムも同様で、呼吸困難や発熱などに加え、特殊な例では肝機能の数値に異常が出たり、頭痛やめまい、白血球の減少などの血液障害、腎臓機能、発疹などがあります。
これら以外にも個人によって様々な症状が起こる可能性があります。
副作用の症状が現れたときはすぐに服用を中止し薬剤師や医師に相談しましょう。
服用後だけでなく、服用前でもアレルギーや持病があるとき、別の疾患により異なる薬を服用中といった事情があれば相談したほうが安心です。

これら注意点を守れば、胃痛の対策にネキシウムは有効です。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、ピロリ菌除去の補助など様々な治療で処方されています。
ただ一般の薬局で購入することはできず医師の処方が必要なので、ネキシウムを服用するには病院での受診が欠かせません。
眠れないほど胃が痛いとき市販薬で経過観察は不安が残るものです。
不安を取り除くためにも多少時間が掛かりますが受診したほうが良いでしょう。

ネキシウムの副作用を知っておこう

ネキシウムのもっとも多く見られる副作用としては軟便・下痢です。
ネキシウムにより胃酸の分泌が抑えられるため、消化機能に影響が出て、軟便や下痢の症状となります。
胃酸は本来ならば消化する時に必要な成分なので、それを薬で無理に抑えることにより消化液のバランスが崩れてしまうのは仕方がない事です。
長期に飲んでも自然に下痢が止まることはありません。飲んでいる限り下痢が続きます。
服薬を止めればすぐに下痢も止まるので、胃が痛い夜に眠れない悩みを解決してくれるメリットの方が大きいならば、ネキシウムを飲む価値はあるでしょう。

反対に、副作用で便秘になる人もいます。
便が出ないままだと、ガスが上へ上へと溜まるので逆流が起こりやすくなってしまいます。
水分を多く摂る、野菜を食べる、ヨーグルトなど乳酸菌が含まれた食品を摂取する、などの努力が必要になります。

下痢の場合も、便秘の場合も、最も大切なのは水分補給です。
下痢の場合は、体内の水分が多く排出されてしまうため、積極的に水分を摂りましょう。
便秘の場合は、便を緩くして出しやすくする働きをしてくれます。
どちらも起こしやすい副作用ですので、ネキシウムを飲んだら忘れずに水分補給をする必要があります。

この薬は長期的に飲む薬ではなく、あくまでも眠れないほど胃が痛い時に症状を和らげてくれる対策の一つとしての薬です。
薬を飲み症状が消えたからそれで終わりではなく、普段の食生活を見直して、薬がなくても安心して暮らせるように身体を整えて下さい。
何を食べたら症状が悪化するかを自分で把握しながら、食べて良いもの、悪いものの区別を意識してみます。

一般的には、脂っこいもの、甘いものを減らせば症状が緩和するとされています。
ネキシウムはとても効果的な薬です。
だからと言って勝手に服用回数を増やしたり長期間の使用は止めましょう。
正しい服用方法を守りながら、食生活を改善して正常な消化機能を取り戻しましょう。